SMDC(SM Development Corporation)は、フィリピンショッピングモール最大手SMモールなどを展開する「SM Investments Corp.(SMインベストメント・コープ)」の傘下企業のデベロッパーである。
母体企業である「SM Investments Corp.(SMインベストメント・コープ)」は、中国系フィリピン人のHenry Sy(ヘンリー・シー)氏が、1958年マニラにShoemart(シューマート)という靴屋を開いたのが始まりです。現在ではフィリピン最大手のショッピングモールSMモールを展開し、銀行(BDO、China Bank)、ホテル、スーパーなど巨大なコングロマリッドを形成している。
そのグループ内で、大きな役割を果たし、急成長を遂げているのが、「SMDC」である。彼らの特徴は、SMモールとコンドミニアムを組み合わせた不動産開発で、大型ショッピングモールの開発エリアに併設してコンドミニアムを建設することで、利便性、居住性を高め、エリア全体のバリューをあげ、不動産の価値を高めていくのが特徴です。また1,000万円以下の物件も多数あり、マイホームを手にしたい若年層に人気となっている。
ロビンソンランドとともにショッピングモール大手だからこそできる独自の開発物件を中心に、年々事業規模を拡大させるSMDC、まだ日本人投資家に向けての認知は高くないが、今後注目度は上がっていくものと予想される。